ホーキング博士の意思伝達システム ソースコードをインテルが無料で公開 


2014年12月、インテルは運動ニューロン病患者であるスティーヴン・ホーキング博士専用につくられた新しい意思伝達システムACAT(Assistive Context Aware Toolkit:援助型コンテクスト認識ツールキット)を発表しました。

そして今年8月18日(米国時間)、オープンソースコードとして公開されました。

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「この実装可能なプラットフォームをオープンソース化したことで、開発者たちが新しいユーザーインターフェース、新しいセンサー、単語予測、その他たくさんの機能を追加し、このシステムを拡張していくことを私たちは望んでいます。」とACATプロジェクトリーダーのSai Prasad氏が語っています。

Stephen Hawking’s Intel speech system is now open source | http://thenextweb.com/dd/2015/08/18/stephen-hawkings-intel-speech-system-is-now-open-source/
Assistive Context-Aware Toolkit (ACAT) | https://01.org/acat
Stephen Hawking’s speech software is now available for free | http://www.theverge.com/2015/8/18/9173041/stephen-hawking-intel-github-speech-software

運動ニューロン病や四肢麻痺の患者は世界で300万人を超えると言われています。ACATは、手足が不自由な患者のわずかな動きによる意思表示を通してコンピューターを使えるように支援するシステム。具体的には、ユーザーの表情の変化を検知しテキスト変換するといったような機能があります。

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via: photo AC

 

このシステムは3つの技術分野から構成されています:①顔面上の動きを検知する赤外線センサまたはウェブカメラからの情報入力。②単語を形成するための文字選択用インターフェース。③ユーザーが入力しようとしている語を予測するオートコンプリート的なソフトウェア。
また仮想キーボードは様々なプログラムを選択、利用したり、インターネットを閲覧するためにも使用することができます。

 

 

 

一部報道ではインテルが患者を対象に本システムのテストを行っていると伝えられていますが、ACATは現段階では一般ユーザーによる利用は意図されていないそうです。またACATはPC版のみ利用可能ということです。

 

 


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