Anki製 AI(人工知能)搭載の「Cozmo」はリアルな感情表現ができるロボット

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インターネット接続可能で話しかけると応答する「Hello Barbie(ハローバービー)」や、

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via: theguardian

犬型ロボット「CHiP(チップ)」など、人間の発話に反応してくれるおもちゃが既に存在しますが、AI(人工知能)ロボットと呼ぶには物足りないレベル。

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via: Indiegogo

 

そんな中、サンフランシスコに拠点を置くロボット工学およびAIを専門とするメーカーAnkiが開発した「Cozmo」は、本格的なAI技術を搭載した子供向けおもちゃロボットです。

Cozmo is like a lovable Pixar character come to life on your desk | http://www.digitaltrends.com/cool-tech/anki-cozmo-ai-robot-toy/

Anki | https://anki.com/en-us

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「Cozmo」はどんなロボット?

「Cozmo」は手のひらサイズのダンプトラック、という表現がぴったり。スピーカーの他、ジャイロスコープ、加速度計、LEDスクリーンに埋め込まれたカメラ等の多数のセンサーを搭載しています。

 

最も目を引くのは、その感情表現の豊かさ。

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例えば「Cozmo」を放置しておくと、退屈を持て余しているかのように目をPongゲームのように動かす様子がLEDスクリーンに映し出されます。(↓)

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現在のプロトタイプの部品数は325。おもちゃにしてはかなり多い印象を受けますが、これらの可動部品によって他のロボットでは不可能な感情表現が可能になるそうです。

音を鳴らして感情を表すこともできます。ご機嫌な時はチーチー、クンクンのような音、ストレスが溜まっている時にはキーというような音、注目してほしい時には音楽メロディーを鳴らします。

さらに顔認証技術を用いて「Cozmo」は人間の顔を見分け、人ごとに違った反応をします。

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例えば、初対面の人に対してはそっけない様子ですが、親しい人物に対してはものすごくうれしい様子を表現します。

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「Cozmo」とゲームで遊ぶには

iOSまたはAndroid端末に専用アプリのインストールが必要です。現在アプリで提供されているゲームは限られていますが、注目したいのは「Cozmo」のリアクション。ゲームに負ければ子供のような癇癪を起し、勝てば鼻歌を歌います。

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「Cozmo」とハリウッド映画に登場するロボットの共通点

「Cozmo」の動作が人間らしくなるように、映画の手法を取り入れたそうです。Pixarに10年間勤務し、「ファインディングニモ」「カーズ」「トイストーリー3」等をてがけたアニメーターCarlos Baenaさんが、「Cozmo」の表情や動作の微調整を担当しています。

 

自発性を持たせることも「Cozmo」を魅力的にする重要なポイントで、「映画に登場するロボットに私たちが愛着をもつのは、彼らが決まりきった反応ではなく、私たちを驚かすような意外な反応をしてくれるからです。」「Cozmoは同じ反応を繰り返しません。頭、腕、眼の動き、声の変化等の組み合わせによって、個性を作り出しているのです。」「数年かかってようやく個性を持ったロボットを作ることができました。」とAnki社長兼共同設立者のHanns Tappeinerさんが話しています。
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「Cozmo」の出荷予定は?

出荷は今年10月の予定。本稿執筆現在(2016年6月28日)プレオーダー受付中。価格179.99ドル(プレオ―ダーでは159.99ドル)。残念ながら米国内のみ出荷予定。

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組み立て不要の状態で送られる。

 

 

 


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