新たに約365億円を調達したリファービッシュ品のマーケットプレイス「Back Market」人気の秘密は? 

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フランスのスタートアップ、「Back Market」が、General Atlantic、Generation Investment Management、Goldman Sachsから3億3500万ドル(約365億円)の資金を調達しました。2020年5月にも1億2000万ドル(約128億円)を調達しています。
Back Marketはスマートフォンやタブレット、その他のデバイスのリファービッシュ品(=整備済み製品)のマーケットプレイス(市場)を運営しており、サステナビリティに関心が高まる現在において、その市場拡大への期待の高まりが明らかになりました。

 


 

リファービッシュの良さは?

リファービッシュ品は、新品と中古品の良いとこ取りと言われますが、どのようなメリットがあるのでしょうか。


・新品に比べて価格が安い(新品の10~20%引きで購入可能。)
・中古品としては製品のコンディションが良い(使用期間不明の一般的な中古品と比較し、経年劣化の心配がない。)
・新品同様の製品水準(不具合のあった箇所は新しい部品に交換され、厳しい検査をチェックをパスした製品のみ出荷。)
・メーカー保証がつく(3カ月~1年のメーカー保証が付くことが多い。)

このようにメリットが多いリファービッシュ品ですが、外観に多少の傷があったり、希望する製品が入手できるかどうかは運次第といったデメリットもあります。

 

Back Marketとは?

Back Marketは、自社でデバイスを再生する作業を行いません。その代わりに認定販売者と提携し、Back Marketが運営するサイトに認定販売者が商品を掲載する仕組み。本稿執筆現在、認定販売者はおよそ1000にのぼり、米国、フランス、スペイン、ドイツ、イタリア、ベルギー、英国、オーストリア他、欧米12ヵ国で事業を展開しています。2021年3月には日本にも進出、「バックマーケットジャパン」を立ち上げました。

出典:Back Market 日本語サイト

 

Back Market人気の理由は?

次々と巨額の投資を受けるBack Marketですが、なぜこれほど注目されるのでしょうか?

販売者、製品の品質をしっかりチェック

Back Marketでは、「クオリティ」を何より大事にしています(公式サイトより)。そのため、Back Marketの認定販売者は、運用と品質に関する厳しい審査に合格し「Back Label」を取得しなければなりません。審査に通過できるのは3社につき1社の割合です。
また、認定後も、購入者のすべてのフィードバックをもとに随時評価され、製品や運用のクオリティの維持向上に努めています。さらに、Back Marketから派遣された専門家が匿名で毎週購入し、製品の質をチェック。スコアが低い場合は改善を求めるといった徹底ぶりです。

出典:Back Market 日本語サイト

独自のアルゴリズムで、ベストな商品を表示

Back Marketオリジナルのアルゴリズムを利用し、入手可能なすべての在庫から、各販売者の品質スコアに基づいて、品質と価格を考慮しベストなものを表示します。

サステナビリティへの関心の高まり

Back MarketのCEO兼共同創業者であるThibaud Hug de Larauze氏によれば、「Back Market立ち上げ当初は、サステナビリティ(=持続可能性)に関心のある人の割合は約3%だったが、今は25%にもなっています。今は皆、地球環境保護の観点から、より責任ある方法で消費したいと思っていることが明らかです。」と述べています。

 

今回調達した資金の使い道

Thibaud Hug de Larauze氏によれば、今回得た資金はスマートフォンの他、PlayStationや家電といった販売製品の範囲拡大に使われる他、カスタマーサービスや販売後のサポートの強化に使用する予定とのこと。

 

まとめ

何より、最近のスマートフォンやタブレットを、定価より安く購入できるのは大歓迎ですし、クオリティ第一のポリシーやユーザーからのレビューから、Back Market製品は安心して購入できそうですね。
おまけに、地球環境への負荷も削減できるということで、さらに事業が拡大するよう応援したいですね!

出典:Back Market(アイキャッチ画像含む)、Forbs


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