米国で人気の天気アプリ「Dark Sky」のiOS版、WEB版アプリが2022年に停止

tag:,


Appleが2020年4月、アメリカで人気の天気アプリ「Dark Sky Weather」を買収し、注目を集めました。Android向けアプリは2020年8月に配布終了していますが、iOS版、ウェブ版も2022年にサービスを停止する内容のブログが投稿されていることが明らかになりました。

 


 

「Dark Sky」とは?

天気予報アプリ「Dark Sky」は、郵便番号に基づくおおよその位置ではなく、ユーザーの正確な位置に基づいた天気情報を取得できます。何十もの天気予報アプリを試した結果、このアプリが1番良かったというユーザーも多く、その理由として、的中率8割越えの予測精度、直感的なインターフェースで使いやすく、知りたい情報が得られることにあるようです。有料アプリですが(3.99ドル)、「このアプリはもうけ主義ではなく職人技のあらわれ」というレビューも見られます。

出典:Dark Sky Weather

 

ブログの内容

Dark Skyの公式ブログに、2021年6月7日、以下の投稿がありました。

「Dark Sky APIサービスの既存ユーザーへのサポートは、2022年末まで継続します。また、iOSアプリとDark Skyウェブサイトも2022年末まで利用可能です。」

出典:Dark Sky Has a New Home
出典:Dark Skyのブログ

 

APIのサービス停止については、以前に2021年と発表されていましたが、2022年に延期されたようです。iOS版アプリの配布停止については、今回が初めての発表です。

 

iOS 15で「天気」アプリが大幅アップデート

2021年後半にリリース予定のiOS15では、標準搭載の「天気」アプリについて、Dark Skyに似た機能、例えば1時間ごとの降水量通知が追加されたり、現在地の天候を表すアニメーションがよりダイナミックに動くようになるようです。

iOS15でユーザーインターフェースを刷新する「天気」アプリ(出典:Redesigned Weather and Notes Apps

 

このニュースに対する反応は?

このニュースを報じたArsTechnicaには、Dark Skyのユーザーから、多くのコメントが寄せられています。「iOS 15の天気アプリに、Dark Skyの機能を引き継いでほしい」といったコメントの他、「『今から1時間以内に雨にぬれずに出勤するにはいつ出発するのが良いか』という質問に答えてくれるのはDark Skyだけ」「位置情報を入力してレーダーが作動すると『3、2、1、雨』の予測データ通りに、ポツリと雨が降り始めることがほとんどで、魔法のようなアプリ」といったDark Skyを称賛するコメントも。また、AppleのDark Sky買収について、「競合他社を排除する目的」といった批判的なコメントに対し、「天気アプリがAppleの競合相手になるはずもなく、iOSの標準アプリに優れた技術を取り入れるためであり正当な行為」という反論も支持されています。

出典: ArsTechnica, Dark Sky Weather on the App Store(アイキャッチ画像含む)


Comments are closed.