Apple 「セルフサービス修理プログラム」アメリカで開始

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 iPhoneの修理には、まずAppleに部品交換を依頼する方法がありますが、数万円の費用がかかってしまう難点があります。また、費用を抑えるため純正以外の部品で修理した場合、正常動作しなくなるといった不吉な警告サインが出ることがあります。

 そんな中ついに、Appleが2021年11月に発表した「Self Service Repair」(=セルフサービス修理)と呼ばれる、自分で修理するプログラムが4月27日(現地時間)、アメリカ国内限定でスタートしました。

 

Self Service Repair の詳細

 この新プログラム「Self Service Repair」では、ユーザーが自身の端末修理に必要な純正部品をAppleから直接購入し、自宅で修理できるようになります。

 

対応端末

今回の発表では、iPhone 12、iPhone 13、iPhone SE(第3世代)が対象端末です。

 

対象地域

現時点では、アメリカ国内のみ利用できますが、利用可能な地域、端末(例えば、M1チップ搭載のMac等)ともに追加される予定。

 

購入方法

部品はAppleの「Self Service Repair Store」(セルフサービスリペアストア)で購入可能。
ツールキットはレンタルも可能で、1週間49ドル(約6,300円)でレンタルできます。
さらに、部品購入前に修理用のマニュアルを確認できるようオンラインで公開されています。

 

価格

正規修理業者への販売価格と同じ金額での提供されます。
さらに、交換した部品をリサイクルのため返送すると、ポイントが付与される場合もあるとのこと。

TechCrunchでは以下の価格例が紹介されています。
・iPhone 12 または 13用バッテリーが69ドル(約8,800円)、交換部品を返送すると24.15ドル(約3,100円)分還元される見込み。
・iPhone 12 または 13用画面が225.96ドル(約29,100円)から309.96ドル(約39,900円)で、33.60ドル分(約4,300円)の還元見込み。

 

懸念されること

修理スペシャリストのiFixitは、デバイスの交換部品を購入するときにデバイスのIMEIまたはシリアル番号を提供しなければならない点について問題提起しています。というのは、ある端末のシリアル番号を使用して購入した交換部品を、2番目の端末に取り付けようとするとどうなるか疑念が生じています。 「シリアル番号の確認を購入プロセスに統合することは悲惨な兆候を示しており、Appleが将来さらに多くの修理をブロックできるようになる可能性があります」とiFixitのElizabeth Chamberlain氏が書いています。

 

まとめ

GoogleとSamsungは、iFixitとのパートナーシップを発表し、端末の交換部品を販売しています。Appleやその他メーカーは修理活動家や規制当局からの長年の圧力を受けて、デバイスの修理を容易にすることで、修理すればまだ使える端末の処分を防ぐことが期待されています。 ユーザーのお財布にも地球環境にも優しい取り組みがますます促進されるといいですね!

 

出典:The Verge
アイキャッチ画像:Apple.com



 

 


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