昨日ベータ版が公開されたAirwave。バーチャルミーティングを設定できる無料のソフトウェアです。クラウド、ブラウザベースで、peer to peer (ピアツーピア)技術を利用しているので、どこにいてもどの端末からでも利用できます。ソーシャルネットワークのアカウントでログインできます。
This startup’s online video chat platform is more secure than Skype | http://thenextweb.com/lifehacks/2016/01/25/this-startups-online-video-chat-platform-is-more-secure-than-skype/
Skypeとの違い
Qualys SSL Labs社が提供するSSL Server Test(SSL脆弱性診断)は、SSLサーバ証明書の設定状況の確認や安全性診断が可能なテストですが、Skypeの評価はC。それに対してAirwaveの評価はなんとAということです!
ということでAirwaveの通話はすべて安全に行われ、なにも記録されずテキストメッセージも一切保存されません。
このプラットフォームはWeb RTCを利用して構築されており、広く使われているブラウザで機能できるため、Skypeのようにソフトウェアをインストールしたり、アカウントを作成、連絡先を追加する必要がありません。
また会議室ごとに異なる設定ができる唯一のプラットフォームで、例えば1対1のミーティング用の会議室を設定した場合、自動的に待機室が作成され、その部屋で待機中のメンバーからミーティングを実施する人物を選ぶことができます。
ビジネスアカウントとは?
無料のアカウントの他に、月額5ドルのビジネスアカウントを提供しており、このアカウントがあれば商的利用が可能になります。例えば有料の会議を設定できます。1セッションにつき250ドルまで課金可能。医者や弁護士による利用が想定されています。Airwaveに対する手数料は10%、PayPal利用。
スタンダードアカウントで利用できるサービスは以下の通り↓
プラグインなしでミーティグ設定
グループミーティングの会議室設定
1対1ミーティングの会議室設定
パブリックミーティングの会議室設定(ピンコードやソフトウェアのインストールなしに誰でも参加できる)
プライベートミーティングの会議室設定
予約者のみのアクセス可能な会議室設定
ビジネスアカウントでは以下のサービスが追加で利用できます↓
有料ミーティングの会議室設定
商用利用
部署別利用
ビジネス利用者の管理
部署別の会議室利用
同社CEOの Olivier de Jong氏によれば、iOSアプリをまもなくリリース予定とのことです。