テスラモーターズは2016年10月20日、同社の全車両に完全自動運転の実現に必要なカメラやセンサーなどのハードウェアを搭載することを発表しました。そして実際に公道上を走っています。
テスラ・モデルXの「自動緊急ブレーキ(AEB)」が作動し、重大事故を回避できた様子がYouTubeで公開されています。Kyle Connerさんの父親が運転するテスラ車内のドライビングレコーダーで撮影された動画です。
Tesla Model X helps avoid potential accident | https://www.youtube.com/watch?v=eD89Fc_ofXc
先行車が右折しようとウィンカーを点滅させています。
突然、先行車の前の車が視界に入ってきました! 急きょ右折を思い立ち決行した様子!
先行車は急停車。 追突を避けるため、ドライバーはハンドルを右にきったようです。
今回、自動運転モードである「オートパイロット」機能はオフ状態でしたが、車体搭載の複数のセンサーやレーザーにより早期に危険を感知し自動緊急ブレーキ(AEB)が作動したようです。人間ドライバーはハンドルを軽く右に切っただけで事故を回避できたようです。
自動運転車には賛否両論あるようですが、自動安全装置によって人間ドライバーの運転をサポートし事故を回避できる可能性は否定できないようです。