開発の進捗状況は?
2019年初めに公開予定だったAmazon製のホームロボット(コードネーム「Vesta(ベスタ)」)は、関係筋によると、2019年7月現在、まだ生産段階に至っていないそうです。
プロジェクトが中止になるのはよくある話ですが、最近の数か月間で、Vestaプロジェクトへ他のプロジェクトチームからエンジニアを引き抜いていることから、Vestaの開発は現在進行中で、いずれ製品化されるだろうと予想とされています。
Vestaはどんなロボット?
Vestができることについては明らかになっていませんが、関係筋によると、ユーザーの声(「こっちに来て」等)に反応し、ユーザーに近寄れるよう車輪がついていると報じられています。また、人間の腰くらいの高さがあり、コンピュータービジョンのカメラによって方向を定め、ユーザーが呼びかける声に反応し移動できるとのこと。Echo端末を置いていない部屋でも、呼びかければ Vestaが近づいてきてAlexaを利用することができるので便利です。
このロボットについての外見についても明らかにされていません。しかしながら、約1年前、Vesta開発について報じられた後に、Amazon CEOのJeff Bezos氏がInstagramに投稿した画像がヒントかもしれません。。
Amazon Echo(アマゾンエコー)とは?
EchoはAmazon製のスマートスピーカーです。AIアシスタントのAlexa(アレクサ)を搭載しているので、話しかけるだけで様々なタスクをこなしてくれます。
例えば、「音楽かけて」の一言で音楽を再生したり、「(チーム名)の試合結果教えて」の一言でスポーツの結果を教えてくれたりします。
また、Echoで利用できる他社製の拡張サービスSkills(スキル)は、日本では250種類が利用可能(英語版では2万種類以上)で、このスキルを利用することでできることが格段に広がります。
この拡張機能数が他社のスマートスピーカーと比較して多いことが、Echoの強みとなっています。

なお、Echoには比較的安価なもの(Echo Dot)、スクリーン付きのもの(Echo Spot、Echo Show)、スマートホーム機能に特価したもの(Echo Plus)といった機種が存在しています。
