遠隔視聴で家族の運転をサポートできるドラレコアプリ「VTeacher」

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アクセルとブレーキの踏み間違いなど高齢者による交通事故が報じられています。免許返納について、心配だから免許を返納してほしい子ども側の意見と、車がないと不便だから運転を続けたい親側の意見とでぶつかり合い、なかなか両者ともに納得のいく結論に達するのは難しいですね。
11月26日に鈴木ソフトラボラトリー合同会社が発表した「VTeacher (ブイティーチャー)」アプリ*を使えば、平行線のままだった免許返納についての議論が平和に収束できそうです!
*本稿執筆現在、iOS版のみ。

 


 

高齢運転者の運転は危険?

警視庁が発表したグラフ(↓)によると、75歳以上の運転者の死亡事故件数は、75歳未満の運転者と比較して、免許人口10万人当たりの件数が2倍以上多く発生しているようです。やはり高齢になると、自動車の運転は危険ということでしょうか?

特集-第10図 年齢層別免許人口10万人当たり死亡事故件数(原付以上第1当事者)(平成28年)
via: https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h29kou_haku/gaiyo/features/feature01.html

 

一方、死亡事故率の3カ年平均の推移を表すグラフ(↓)では、最近3カ年の事故率平均は、10年前と比較すると、全世代において低下しています。ここで注目したいのは、75歳以上の高齢運転者の事故率が、他の若い年代と比較して大きく低下していること。最近、高齢運転者の事故について、メディアで報じられることが多くなり社会問題化し、高齢者やその家族の交通安全への意識が高まった結果、改善したのではないでしょうか。ということは、サポート次第で高齢運転者の事故率をもっと低下させられる可能性があるように思われます。

via: https://president.jp/articles/-/30280

 

「VTeacher 」とは?

VTeacherを使えば、離れた場所から運転中の映像を見ることができます。高齢者が運転する車に設置することで、家族からの運転サポートを受けられます。

via: https://apps.apple.com/jp/app/id1435002381

 

簡単な設定で手軽に始められる

(1)初期設定
アプリをインストール後、認証用のIDとパスワードを登録し、それらを家族に知らせておきます。

(2)運転者側の設定
iPhoneをスマホスタンドでダッシュボードに固定し、「クラウド録画」を開始します。

via: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000051650.html

(3)サポートする側の設定
専用のWebページから、認証用のIDとパスワードを入力してログイン。運転者側から位置情報(GPS)が自動送信されるので、車の場所を確認できます。

via: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000051650.html

 

どんなサポートができるのか?

運転中の映像(アプリのカメラ映像)をサポートする側で視聴する時には、アプリに映像送信の指示を出します。ちなみに、運転者の声を聞くこともできます。

via: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000051650.html

 

ドライバーに何かを知らせたい場合、専用Webページのチャットを利用します。投稿したテキストは、運転者にはアプリが読み上げて音声で伝えるので、安全運転の妨げになりません。

 

なお、このVTeacherは基本無料ですが、連続20分以上の遠隔視聴は有料とのこと(1カ月120円~)。このVTeacherのサービス提供は、2019年12月1日から開始する予定。

まとめ

VTeacherは運転時に安全をサポートできる点だけでなく、運転の実際の様子を知ることができる点でも貴重なアプリだと思います。免許返納について、根拠もなく危ないから車の運転をやめてほしいと言うのではなく、記録映像をふまえたうえでの話し合いならば、より的確な判断ができるのではないでしょうか。また、煽り運転対策としても、VTeacherを使っていれば記録を残すことができるので安心ですね。


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