常に時間に追われている感じで、多忙感があるもののいま一つ達成感を得られていない…。ついつい動画やゲームに夢中になり、何時間も費やしてしまった…。そんな経験はありませんか。現在、動画ショッピングサイトDISCOVER(ディスカバー)ストア にて販売されている「kotobo(ことぼ)」は、時間を管理してもっと有効に使いたいと思っている人必見のガジェットです。
目次
kotoboとは?
kotoboはシンプルな押しボタン型の、時間管理用IoTデバイスです。本体サイズ は、75(W)×75(D)×53(H)mmで、重さは 約100g。小さすぎず大きすぎず、どこに置いても違和感のないサイズですね。

kotoboの使い方
作業開始時と終了時にkotobo本体の上部にある大きなボタンを押すだけ。ただそれだけで、一体どんな効果があるのでしょうか??

取り組んだ時間がグラフ化される
勉強や筋トレ等々、しっかりと時間をかけたい活動に実際どれだけの時間を使ったかがグラフや表で可視化されます。1日の時間の中で、各活動が占める割合を知ることによって、もう少し時間を追加したいとか、逆に短時間で済むように工夫しようとか、よりよい時間の使い方を考えるきっかけになりますね。

ポモドーロテクニックを採用
イタリア人大学生が考案したポモドーロテクニックとは、25分間作業+5分間休憩の1セットを最大4回繰り返すという方法です。この方法によって、生産性や効率性が向上すると言われており、その有効性がビジネス界でも明らかになっています。ちなみにポモドーロとは、イタリア語でトマトの意味。考案者がトマトの形をしたキッチンタイマーを使っていたことから、ポモドーロテクニックと呼ばれるようになったそうです。
kotoboを使えば、このポモドーロテクニックを簡単に取り入れることができます。休憩や作業再開のタイミングが音や光で通知されます。

作業開始のきっかけになる
やらなくてはならないけれど、やる気が出なくてなかなか作業を始められない…。このような苦しい状況も、作業開始時に、毎回kotoboのボタンを押すことを習慣化することで解決できるそうです。というのも、その習慣が身につけば、kotoboを見るとついボタンを押して作業を開始したくなる、そういう心理状態が形成されるとのこと。やる気スイッチがなかなか入らなくて悩んでいる人には朗報ですね!

カフェでも使える
kotoboは、Wi-Fiが使えない場所でも使用可能です。その場合、取り組み時間はkotobo本体のメモリに記録され、Wi-Fi接続時にまとめてウェブアプリに送信されます。さらに、1度のフル充電で9時間連続使用可能、無音設定も可能なので、図書館でも使えます。

スマホなしでも使える
スマートフォンを見るとつい、手が伸びて使ってしまいませんか。このスマートフォンが発する強力な誘惑からユーザーを守るため、kotoboはスマートフォンをオフにした状態で使うことができるよう配慮されています。

気になる価格は?
本稿執筆現在、kotoboはDISCOVERストアで、11,800円(税・送料込)で販売中です。ホワイトとブラックの2色展開。発送はオーダーから1週間以内とのこと。
まとめ
kotoboはシンプルさにこだわったガジェットであるため、一般的なスマートガジェットに比べると用途が限定され、物足りなく感じるかもしれません。が、クラウドファンディングで多くの支援者を集めた、必要最小限の機能のみ搭載したスマートフォン「Light Phone 2」のように、機能が多いほどお得といった考えを見直し、シンプルな製品の良さに気付くことで、より豊かな時間を過ごせるようになるのかもしれません。kotoboによって自分の時間の使い方に向き合い、試験合格や健康増進といった目標が達成されるならば、そのコストパフォーマンスはものすごく高いのではないでしょうか。
また、時間管理(タイムトラッキング)を目的としたアプリは世の中にたくさんありますが、いずれもスマートフォン操作を伴うため、集中が途切れる危険がありますね…。一方、kotoboはスマートフォン不要のデバイスであり、本気で集中したい人にはうってつけのツールだと思います!大人だけでなく、子どもの勉強時間確保や、ゲーム時間の管理にもぴったりですね!